ラスト ディケード


ソーラーカーと鳥人間が有名な学校、今年も新入生の確保に燃える

今年の鳥人間コンテストに向けた翼

全てはここから始まったような気がするPCルーム。もうDECもAlphaも無い
仕事で埼玉に行く機会があり、つい懐かしい場所に足が向かう。
10年ぶりの大学のキャンパス。
憧れの東京に胸躍らせ、新幹線で上京した音楽青年。
初めて大学を訪れた時に知った事実、うちの学部だけ埼玉の田舎のキャンパスだと。
廃れた駅前一番街。
1時間に4本しかない宇都宮線。
楽器屋もパソコンショップも無い町。
6畳ワンルームにシンセサイザーと古いパソコン。
見えない未来にただ我武者羅にもがいていた日々。
閉塞感の漂う日々の中、大学の授業が始まった。
その中でモノを創りあげることを学ぶゼミに出会った。
そしてCADルームでモノを創るための機材、Lightwave3Dに出会った。
さらに、一緒に悩み苦しむ仲間に出会った。
入学してすぐ、今思い返せばまるでご都合主義のドラマのようなタイミングで
人生を変える授業に出会い、人生を変える表現に出会い、人生を変える仲間に出会った。
それから、ただひたすら走り続けていた。
サルのように製作に没頭し、
サルのようにハード、ソフト、表現の勉強をし、
サルのようにハリウッドに行くため退学した仲間の後を追った。
あれから10年。
駅前一番街はさらに廃れていた。
相変わらず宇都宮線は本数が少ない。
大学のキャンパスには、、、やっぱり夢を追う若者で溢れていた。
ちょっと涙が出た。
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