人間力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


脚本とにらめっこの毎日。
シナリオが書けず白紙のWORDを起動したままの日々。

現在ショートドラマとミュージックビデオを2本、あわせて3本の企画演出しています。
危ない、ギリギリのラインかも。
今年は演出、監督という新しいフィールドに挑戦してきました。
とにかく手を動かしていれば前に進むCG製作と違い、シナリオは進まないときは進まない。
気分や環境に左右されまくって悶絶の毎日。
たった5分のストーリーを生み出すのすらこんなに苦しいのに、2時間なんてとても想像が出来ない。
映画監督ってホント凄い。

たかが1年勉強した程度ではとても太刀打ちできる世界ではないですが、
遥かそびえる断崖にピッケルを打ち込んで一歩目の足場は確保。
落ちるのは怖いけど、でもやっぱ上まで登ってみたい。
この断崖にはそんな魅力がある。


先日大学院で佐々木史朗氏の講義を受けました。
オフィス・シロウズ代表、69歳の映画プロデューサー。
見た目は優しいおじちゃん。
話し方もやわらかく、淡々と語る普通の人のよう。
なのになぜか、自分自身が一番驚いたことに、話を聞いているだけで
心臓が鷲掴みされ、目からしょっぱい液が止まらない。
なぜ?
なぜ泣く、自分?

70歳を目前にした方の言葉 "夢を持っているから私は映画を続けられるんだ"

 

 

 

ディープブルー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何処までも広がる青、青、青。
無数のカラフルな魚たちの群れ。
呼吸の音以外は極低音の音だけが鳴り響く空間。
未知の世界に足を踏み入れてしまいました。

やっとダイバーの仲間入り!

ロケハンの合間に(ここ重要ね。あくまでお仕事です(笑))
NAUIで研修を受けCカードを取得しました。
Cカードとはダイビングの免許みたいなものです。

宿でボンベやらレギュレーターやら、機材の説明を一通り受けたあといきなり海で実習。
11月下旬の海、気温8度。
波、連日船が出せないくらい荒れてます。
スパルタだ…

機材一式、25キロくらいを身にまとい足にフィンをつけるとまともに歩くことが出来ない。
ペンギンみたいに浜辺をヨタヨタと歩くも、波打ち際で足をさらわれ溺れる。
シュノーケルからも海水が流れ込み呼吸できない。
波にもまれ世界がぐるんぐるん回る。
いきなりの修羅場の連続。
浜辺に打ち上げられたトド状態、あまりの情けなさに笑い&脱力。

海の中に沈んでいくのがまた難関。
これだけの装備でかなりの重みなのに人間は水に沈まない。
息を吐き続け、肺の中から空気が搾り出された時初めてゆっくりと沈み始める。
苦しい、もう耐えられないってギリギリのところでスッと沈んでいく。
それはまるで海に迎え入れられたよう。

水中では浮かず沈まずのバランスをとる事から始まり色々な実習をこなしていき、最後には
海底で手探りでタンクやジャケットの着脱、水中眼鏡をはずす、空気切れのシミュレートなど。
もう何度死にそうになったことか。
塩水の中で目を開けて物を探すときは本気で三途の川が見えました。

朝、夜は講義。
気圧と水圧の関係から光の減退、血中窒素量の計算まで、高校物理を勉強しているようでした。
スクーバダイビングって物凄くハイテクであり、また危険と隣り合わせなんだ。
呼吸を止めて上昇するだけで肺が破裂するとか鼓膜が破れるとか、そんな世界。

そんな容赦ない環境での講習でしたがなんとか無事合格。
スクーバダイバーになることが出来ました。


この地球上の命はすべて海から生まれた
地球がすべての生物の母であるとするならば海はその子宮である 
/ ジャック・マイヨール

 

 

 


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